家探し:サラリーマンからの脱出

よう、みんな。
オレっち、家探しの話をしようと思うんだ。
その前にオレの仕事の話からな。
直前の会社ってのがよ、大手企業の子会社の運送会社なんだ。
そこで14年も働いてたんだぜ。すげえだろ?
1年目は東京の秋葉原近くでな、アキバの電気街をうろちょろしてたわけよ。
そんで2年目から茨城と埼玉の工場で運送の配車やるために単身赴任させられちまったんだよ。
でもな、これがまた都合がよかったんだ。会社のおかげで嫁と別居できたからな。
ところがよ、会社辞めるってなったら話は別だ。
社宅に住み続けるわけにはいかねえだろ?
不動産屋に聞いてみたけどよ、「無職になる人には貸せねえよ」だってさ。ちぇっ。
嫁とは仲悪いし、自宅に戻るなんてのは論外だ。
移動しながら暮らすってのも考えてるけど、やっぱり準備は必要だよな。
とりあえず家財道具の置き場所探さなきゃな。
都心近くじゃなくていいから、田舎で安く借りられるとこないかなーって探してたんだ。
友人の別宅:意外な転機
そんな時よ、オレのキャンパー仲間の友達がさ、神奈川県の山北町に別宅を買ったって言うんだ。しかも庭にプレハブ小屋付きだぜ。
この友達がまた面白いヤツでよ、
将来的にこの別宅をゲストハウスやRVパークにしようって考えてんだ。
外にトイレや台所まであるんだぜ。すげえだろ?
オレ、ここでピーンときたわけよ。
「よっしゃ、このプレハブ小屋、安く貸してくんねえかな」って頼んでみたんだ。
そしたらよ、なんと格安で住めることになっちまったんだ。ラッキーだろ?
でもな、ここがミソなんだ。小屋の広さはざっくり今までの半分のスペース。
風呂なし、トイレ外、台所外、ガスなし、エアコンなし。
「おいおい、大丈夫かよ?」って思うだろ?
でもな、オレにはこれがうってつけなんだよ。
なんでかって? 移動して暮らすシミュレーションができるからさ。
オレって、実際に困らないと考えられないタイプなんだよ。
自分のことよく分かってんだ、えっへん。
こんな環境で生活できりゃ、どこでも生きていけるってもんよ。
オレの新しい人生の始まりってわけだ。
さあ、どんな冒険が待ってるかな? 楽しみだぜ!